1年近く前のお話ですが、訪問リハビリで伺ったお宅で
高校バスケのウィンターカップの決勝が流れていまして
なんだか、一瞬すごい違和感があったんですよね。
なんだろうな〜と思ったら
ユニフォームでした。
みなさんはバスケのユニフォームっていうと
どういうイメージをお持ちでしょうか?
おそらくほぼ100%の人が
ノースリーブでダボダボのユニフォームをイメージすると思います。
しかし、その試合に出場していた
長岡帝京のユニフォームは・・・
袖ありでピッチピチ
だったんです。
どうやらフィット型と呼ばれるタイプのユニフォームで
伸縮性の優れた素材でフィットさせることで
動きやすさを実現していて
近年、NBAでも人気のようです。
さて、そんなピッチピチのユニフォームといえば
フィットどころか、身体を締め付ける「コンプレッションウェア」と呼ばれているものがあります。
あれって動きにくくないのかなと思いますが、実は多くのメリットがあるので
今回はそんなコンプレッションウェアのお話です。
コンプレッションウェアの効果①運動効率のアップ
しっかりと締め付けることによって
動作時の関節や筋肉のブレを抑えます。
それによって運動効率が上がって
動きやすくなると言われています。
コンプレッションウェアの中には
テーピング効果のあるものもあり
より強いサポート機能を持っているものもありますね。
テーピングの場合は毎回毎回巻くには時間もかかるし
テーピングのコストもかかりますが
ウェアであれば何度も使えるので便利ですね。
コンプレッションウェアの効果②血流の促進で疲労回復
さらにコンプレッションウェアを着ることで
血流が良くなります。
女性がよく浮腫防止で履いていること多いですよね?
それと同じです。
血流の8割は心臓によるもので
残りの2割は筋肉によって循環させていると言われています。
なので、コンプレッションウェアによって体を締め付けることによって
血流を促進し疲労回復に効果があります。
より高い効果を求めるなら末端が強く、近位に近づくにつれて少しずつ締め付けが弱くなる段階着圧のものを選べば良いでしょう。
コンプレッションウェアのメリットは一般の人にもおすすめ
いかがでしたか?
なんとなくピッチピチなウェアは動きにくそうなイメージがありますが
昔と比べて生地の技術力も上がっているため
伸縮性があるため動きやすさを確保されているようです。
しかも、その伸縮力を調整することで段階着圧を実現したり
テーピング効果を発揮させてみたり自由自在。
そして、今回紹介したコンプレッションウェアの効果は
アスリートだけでなく、一般の方でも
身体への負担を減らして痛みを予防したり
日頃の疲れを取るためにも有効ですので
ぜひ試していただきたいですね。