コラム

アスリートにウェイトトレーニングは必須。心と技は体があってこそ。

2021年、日本のスポーツニュースでは大谷翔平選手が話題を独占していますね。

毎日のように大谷選手のホームランの情報が流れ、前半戦(7/11時点)で33本で両リース通じて最多ホームラン。

打率は少し物足りない数字ではありますが、打点でのトップ争いをして日本人初のホームラン王どころか打点王との2冠まで視野に入れるこれまででは考えられない活躍です。

 

そして、大谷選手のニュースに隠れてしまっていますがダルビッシュ投手もここ数年はリーグトップクラスのピッチングを披露し、昨年はサイ・ヤング賞の候補にまで上がりましたね。

 

どちらの選手も元々の高身長ということもありましたが、メジャーに渡ってからは徹底したウェイトトレーニングで身体を大きくしたという共通点があります。

 

ゴルフですが先日、マスターズで日本人初優勝を遂げた松山英樹選手もウェイトトレーニングで体重を20kg近く増量した選手ですね。

 

日本人は欧米人と比べて体格が小さく、筋肉もつきにくい人種ということもあってアスリート自身も指導者も

「日本人の特性を活かした戦い方」としてフィジカルの強さではないところで勝負しようとしますし

中にはいまだにウェイトトレーニングに否定的な人もいます。

しかし、大谷選手、ダルビッシュ選手、松山選手のように世界トップで戦えるようになった選手は海外選手との筋肉量の差から目を背けずに挑戦している選手です。

メジャーリーガーではないですが、プロ野球でもソフトバンクの柳田選手も高校時代は線が細かったのですが大学でウェイトトレーニングによって身体を大きくしたことで今では現役最強打者とも言われるようになりました。

このように筋肉量を増やしたことでプロになった、プロで活躍できるようになったという選手は数え切れません。

実際に筋肉量とパフォーマンスは相関関係が認められていて

ゴルフや野球のバッティングではスイング速度と打球飛距離には当たり前ですが相関関係があり、そのスイング速度も筋肉量と相関関係が認められています。

他の競技でも高校生よりも大学生、大学生よりも社会人やプロと競技力が上がれば上がるほど除脂肪体重が多い傾向にあることがわかっています。

もちろん、以前の記事で書いたように日本人はフィジカルが重視される個人競技ではオリンピックでメダルを獲得していて、視覚からの情報処理などの能力が必要な競技ではメダルを獲れていないから、実は日本人に足りないのは筋力ではなくて、視覚からの情報処理能力の可能性はかなり高いのですが

それは筋力が必要ないというわけではなく、世界で戦えるだけの筋力があることが前提ですから、そうでない人はしっかりと筋肉を増やしていかなければいけないわけです。

日本人アスリートに足りないのは身体の強さではなく視覚能力?

 

よく「心技体」だなんて言われますが

 

心・・・精神力が勝敗を左右するようにするための技術があることが前提ですし

その技術を実行するため体力(筋力)があることが前提になってくるわけです。

 

ですので、パフォーマンスを高めたいならばしっかりと筋肉量を増やしてくださいね。

 

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