毎日仕事をしていると、疲れはどんどんと溜まっていきます。
みなさんは疲れが溜まった時はどうしますか?
とりあえず寝る?
ダラダラゴロゴロとして身体を休めますか?
もちろんそれらも有効かもしれませんが、疲れている時こそ少し身体を動かすことで疲れが取ることもできます。
これを「アクティブレスト(積極的休養)」と言います。
アクティブレスト(積極的休養)で血行を促し、疲労回復を促す
アクティブレスト(積極的休養)とは
アクティブレストとは日本語で「積極的休養」と呼ばれ
その名の通り積極的にカラダを動かすことによって疲労回復効果を高める方法です。
運動などでカラダを動かすことで血行がよくなって疲労物質の排出が促され
疲労回復の効果が高まるというわけですね。
実際にプロアスリートも試合翌日は軽い運動・練習(アクティブレスト)をとり入れ
その翌日に完全休養をすることも多いようです。
アクティブレストの種類
それではアクティブレストにはどんなものがあるのでしょうか?いくつかの種類があります。
①ストレッチ
ストレッチを行うことで縮まった筋肉を伸ばして血行をよくし、関節の可動域の改善や筋肉の張りの改善をすることができます。
なお、ゆっくりと筋肉を伸ばすスタティックストレッチでも、カラダを大きく動かしながら筋肉を伸ばすダイナミックストレッチでも、どちらも効果的です。
②軽いエクササイズ
ストレッチ同様、軽い負荷でのエクササイズは筋肉の血行をよくし、疲労回復効果を高めます。ここではあくまでも休養ですからごく軽い負荷にしてくださいね。
③ウォーキング、ジョギングなどの有酸素運動
ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動も疲労回復に効果的です。
また、ウォーキングやジョギングなどの「一定のリズムで動作を繰り返すような運動は「セロトニン」の分泌を促します。
セロトニンは精神の安定をつかさどって気分を高揚させる働きを持ち、不足すると精神状態が不安定になりますので体だけでなく心の疲労と回復する効果もあります。
またセロトニンだけでなく運動することでβ-エンドルフィンやドーパミンも分泌されて気持ちが高まります。
運動する前は少し気分が重かったけれど、運動を終わった後は気持ちが良いのはこういった作用によるものです。
④入浴
やっぱり運動はしたくないよという方には入浴もアクティブレストに含まれます。
入浴は、水圧・温熱・浮力の効果を活用することで疲労回復を促します。
ぬるめの温度のお風呂にゆっくり浸かることで、副交感神経が高まり、心身ともにリラックスすることができますよ。
運動後は、シャワーで済ませる人が多いかもしれませんが、本当に疲れを取りたいのなら、しっかり入浴する方が良いでしょう。
いかがでしたか?
疲れを取りたい時に寝ることも大事ですが、血行不良で疲れている時は寝ていては疲れは思うように取れません。
そんな時はアクティブレストで血行を促しましょう。
色々な種類がありますので、自分に合った方法で疲れをとってくださいね。