コラム

野球で多い投球障害。内側側副靱帯損傷(野球肘)を予防するピッチングフォームとは

野球の代表的な障害といえば

野球肘・・・

いわゆる内側側副靱帯損傷ですね。

この内側側副靭帯を損傷した際に行われる治療として

有名なトミー・ジョン手術があります。

近年はリハビリの質の向上によって

術後でもパフォーマンスの低下を招く選手は減っていますが

それでも

肘の手術は絶対に避けたい。

そんな選手はたくさんいると思います。

では、この内側側副靱帯損傷を防ぐにはどうしたら良いのでしょうか?

 

内側側副靱帯が損傷するのは肩関節の最大外旋位、腕のしなりが最大になる時

内側側副靱帯が損傷するのは

ピッチング動作では

トップを作ってから、腕を振っていく

レイトコッキング期からアクセラレーション期の間の

肩関節が最大外旋位になった時です。

元々、ピッチングでは肘の内側には290Nの力が加わるとされています。

そして、その中で内側側副靱帯には

35Nの力がかかりますが

内側側副靱帯損傷の破談ストレスは32Nですので

ピッチャーは1球投げるごとに損傷してくというわけです。

この時にフォームが悪ければ

より負担がかかり、損傷しやすくなってしまいます。

では、肘に負担のかかる悪いフォームとはどのようなものでしょうか。

それは肘を曲げすぎるフォームです。

150km/hの豪速球を生み出す腕のしなりに大事なのは胸の張り?

 

内側側副靱帯損傷を防ぐ投げ方 肘を曲げすぎないようにする

内側側副靱帯損傷を防ぐには

投球側の肘を90度以上屈曲させないことです。

 

内側側副靱帯は肘の屈曲で緊張します。

ですので、トップを作るときに90度以上肘を屈曲していると

内側側副靱帯はより一層に損傷してしまうのです。

ピッチング動作で肘が屈曲しやすいのは

トップを作った時です。

この時に肘を大きく曲げて担ぎ上げるような投げ方をしている選手が多いので

そのような時は肘を90度以上曲げないようにしましょう。

近年はトップを作るときにショートアームという戦略を取る選手も増えています。

キャッチャーや内野手のように腕をコンパクトに使うよう推奨されているので

ついつい肘を曲げすぎてしまったりするので

注意しましょう。

メジャーリーグの理論で指導 エポックスポーツ事業部

ピッチングフォームにはこの他にも様々なチェックポイントがあります。

ピッチングフォームはどのようなものでも良いですが

どんなフォームの中にも存在する「必須モーション」というものがあり

エポックスポーツ事業部ではその必須モーションにしっかりとフォーカスをして

指導をいたします。

メジャーリーガーも愛用する特殊なバットをはじめ

様々なトレーニンググッズを使いますので

メジャーリーグの理論を取り入れた指導で

野球のパフォーマンス向上、怪我の予防で悩んでいる方は

エポックスポーツ事業部に遠慮なくご相談ください。

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