コラム

春のセンバツ甲子園大会。圧倒的体格の注目投手·マーガード選手 課題は球速か

高校野球が好き

という方は非常に多いでしょう。

高校生の3年間という短い青春時代を野球に捧げた選手たちが

一度負けたら終わり

という戦いの日々は

とても美しいものですよね。

そんな高校野球を観ていて

「ハーフの選手が増えたなぁ」

と思いました。

もちろん、それが悪いとかそんな意味ではありませんよ。

一般的に高校野球···とりわけ甲子園大会を含めた大会スケジュールなどは

毎年のように問題視されているわけで

海外からは「クレイジーだ。」なんて言われたりしますから

そういった海外の親御様の価値観だったら

高校野球を子供がやるというのはどうなんだろうなぁなんて少し考えてしまうわけです。

 

見た目はメジャーリーグの豪腕投手 豪速球を投げるために必要なこととは 

さて、そんなハーフの選手達の中で今大会で目についたのが

星稜高校のエースであるマーガード投手。

これまでのハーフ選手といえば

ダルビッシュ有投手のように中東の方とのハーフや

オコエ選手や万波選手のように黒人の方とのハーフが多い印象でしたが

マーガード投手は白人の方とのハーフのようですね。

とにかく体格がすごいですね。

高校生だと、特に投手は細身の投手が多く、ハーフ選手でも細くて長い手脚を使ってしなやかな投げ方をする選手が多いですが

マーガード選手はメジャーリーガーかと思うような体格。

ピッチングフォームもストライドがやや狭めで上半身の強さで投げているような印象です。

日本式の影響もかなりありますが、

全体的にはやはり白人選手っぽい印象を受けるような投げ方です。

ストライドの狭さの影響もあってか

体格の割にストレートは130km/h後半と

近年の高校野球の中のトップクラス投手と比べるとだいぶ物足りないですね。

もちろん、マーガード選手はキレのある変化球が武器で

見た目に反して技巧派な投球するわけですが

あの体格ですから、もっともっと球速を上げて

見た目通りの剛腕を手に入れてほしいななんて思ってしまいます。

というわけで、フォームの改善点は多々ありますが

今回はストライドのお話です。

ストライドを9cm広げると球速は8km/h速くなる

球速に影響を与える因子はたくさんありますが

その1つがストライドです。

研究ではストライドが9cm伸びると

平均で球速が8km/h速くなった

といった報告もあるくらいです。

そして、一般的にはストライドの幅は社会人やプロ選手では身長の90%弱くらいとされているため

身長が186cmのマーガード選手であれば、160cmくらいのストライドがちょうど良い計算になるでしょうか。

そう考えるとマーガード選手のストライドはYouTubeなどで確認する限りはだいぶ狭いと思います。

ちなみに世界最速のチャップマン投手のストライドは身長の110%と言われており、ちょっと別格です。

前述のようにマーガード選手はカットボールやスプリットの精度が非常に高いため

ストレートの球速を速くすることができれば

一気にプロ大注目の豪腕投手になるでしょうね。

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