先日、万国博覧会が大阪で開催しました。そのニュースの中ですでに熱中症予防のアラートが発令されたのをご存じでしょうか?
今年は25℃を超える夏日になるのが早い印象を受けています。
そのため、スポーツ選手には、ぜひ熱中症予防のために水分摂取を心掛けていただきたいと思います。
さて、水分摂取を心掛ける、と書きましたが、実は水を取ればいいというわけではありません。
逆にスポーツ中には避けておきたい水分もあるので今日は紹介します。
スポーツ現場で覚えておくべき水分摂取の原則とは?
スポーツ選手が水分摂取を行う上で一緒に摂取すべき栄養素として、塩分があります。
汗をかくと体内の塩分が失われ、低ナトリウム血症になります。
そうなると痙攣や吐き気、頭痛、ふらつきや疲労感の増加などの症状が出現しますので、塩分摂取は水分摂取と共に積極的に行わなければいけません。
そのため、スポーツドリンクには塩分が含まれています。
塩分摂取をせずに水だけ飲んでいる場合は、水毒症という症状を呈します。これは特に持久系のスポーツをしておられる方によく起こりますので注意が必要です。
スポーツ現場で避けるべき飲み物とは?
そして運動中におすすめしない飲み物としては、緑茶などカフェインを含んでいるものは避けましょう。
カフェインには利尿作用(おしっこを促進する)があります。
そのため体内の水分が排出される可能性がありますので、
もしスポーツドリンクではなくお茶を飲むのであれば、カフェインを含んでいない麦茶を取るようにしてください。
これからどんどん気温も上がり、熱中症リスクが増えてきます。
スポーツ現場で活躍するあなたも、技術だけではなくぜひこうしたことも覚えていきましょうね。