エポックスポーツ事業部では
正しい身体の使い方
の指導を得意としています。
身体の使い方
というと、他のトレーナーの方々も
同じテーマで指導をしていると思いますので
少しずつですが、エポックスポーツ事業での
正しい身体の使い方
とはどういった使い方なのかを
お話ししていこうと思います。
ドローインで腹横筋を鍛えても体幹は強くならない
まず、世に広まっている多くのトレーニング理論では
体幹部を強くするために
腹圧を高めましょう。
そのためにはドローインというお腹を凹ませて腹横筋というコルセット筋を強くしましょう。
と説明されると思いますが
我々はそのような指導は致しません。
なぜなら、ドローインでは体幹は強くならないからです。
もちろん、腹横筋の収縮は必要です。
しかし、ドローインでは強くなりません。
その理由をお話しする前に
そもそも、このドローインというのは何がきっかけで広まったのかを説明します。
それは腰痛治療の研究がきっかけです。
腰痛患者に腕を上げる動作をさせたところ
正常であれば腹横筋が腕を上げる前に準備として収縮するのに
腕を挙げる動作に対して腹横筋の収縮が遅れてしまっている。
だから、腹横筋の収縮を鍛えることで
腰回りが安定するだろう
と考えられたのです。
多くの研究でドローインの効果は否定されています
しかし、最近の研究ではこの考え方は否定されています。
どのような研究かというと
腰痛がなく、腹横筋の収縮の遅れがみられない健常者に
高張液という液体を腰に注入し、動作中の腹横筋の収縮を調べたところ
収縮の遅れが出現したと報告されています。
このことから腹横筋の収縮の遅れは
腰痛の原因ではなく
腰痛の結果である
と考えられています。
それ以外にも腹圧で腰周辺を安定させるには
お腹の動脈の血流を止めるくらいの圧力をかけなければいけませんし
そもそも腹部の筋肉にそれだけの圧力をかけることは
不可能とされています。
ドローインでは体幹は強くならないどころか不安定になる
また、エポックスポーツ事業部では
ドローインでお腹を凹ませるようにすると
肋骨の動きを制限して
逆に身体は不安定になると考えています。
少し難しい話になってしまいますが
人が動くということは重心を動かさなくてはなりません。
そして、重心を動かす際には
体幹の動きが必要になってきます。
皆さんも試してみてください。
立った状態か座った状態で
重心を前に移動する時には身体は反って
後ろに移動する時には身体は丸くなり
横に移動する時は移動方向の脇は伸びて、反対は縮みませんか？
このように重心を移動させるには体幹部の動きが必要なのですが
お腹を凹ませるような腹横筋の使い方をしてしまうと
肋骨を締め付けて動けなくしてしまうのです。
本当にパフォーマンスをアップさせるなら エポックスポーツ事業部
いかがでしたか？
文章だけだと少しイメージがつかない人もいるかと思いますが
まずは体幹の考え方としては
このように考えています。
もしも、あなたがすでに一般的な体幹トレーニングをしているのに
思ったほどパフォーマンスが高くなっていないのであれば
今回説明させていただいたことが理由になっています。
本当にパフォーマンスをアップさせたいなら
ぜひ、エポックスポーツ事業部にご相談ください。
必ず、あなたのお役に立てると思います。