スポーツ選手にとって股関節の柔軟性は、パフォーマンスを左右する大きな要素として知られています。
しかし、日々の練習や疲労、姿勢のクセなどによって股関節まわりの筋肉が硬くなると、気づかないうちに全身へ悪影響が広がっていきます。
特に怪我が増える、疲れやすいといった悩みを抱えている選手の多くに、股関節の硬さが関与していることは少なくありません。
今日はこうした内容について解説してみます。
股関節の固さはパフォーマンスの低下につながる理由
まず、股関節が硬くなると骨盤の動きが制限され、体幹の回旋や下肢のスムーズな推進力が失われます。
これにより、ランニングやジャンプ、方向転換といった基礎的な動作で力が伝わりにくくなり、無駄なエネルギー消費が増えてしまいます。
結果、タイムが伸びない、スピードが出ないといった“伸び悩み”につながります。
また、可動域の不足は様々な部位における代償動作を引き起こします。
股関節で吸収すべき衝撃を膝や腰が補おうとするため、膝関節痛や腰痛、ハムストリングスの肉離れなどのリスクが高まります。
特に競技量の多い選手ほど、この代償が蓄積して大きな故障につながりやすく注意が必要です。
つまり股関節の柔軟性は
- 動きの効率
- 怪我の予防
- 姿勢と安定性
という三つの重要な軸に関わる基礎の中の基礎になるのです。
競技力を高めたい選手こそ、日々のコンディショニングで股関節の可動域を見直すことが大きな差を生みます。
日々のストレッチやモビリティエクササイズを習慣化し、疲労やクセを放置しない身体づくりを目指しましょう。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。