コラム

サッカー部におけるトレーニング活動に参加して感じたこと

最近の高校生の身体を見ると、サッカーに関する筋肉は発達しているものの
本来遊びの中で身に付くような筋肉の発育が弱い印象を受けています。

特に腕立てや懸垂、前転や側転などの基本的な運動を苦手だと感じている選手が多いのです。

先日は合宿でこうしたウィークポイントを指摘されたと選手が話をしていました。

 

こうした能力は怪我をしない身体づくりには基礎運動能力の発達は欠かせません。

こうした能力を引き出し、怪我をしない身体を作るのが

我々コンディショニングスタッフの役割だなと感じています。

 

サッカーで怪我をしない身体を作るために必要なトレーニングとは?

サッカーはコンタクトスポーツです。

ボールを蹴るだけでなく、選手同士が体当たりで身体負けしない能力も必要になります。

こうした能力は様々な場面で必要になりますが、サッカーだけでは身につかないものもあります。

 

例えばサッカーのディフェンスのような動きは、昔はおしくらまんじゅうというような遊びで

腰を落として押し合うというような運動をして学びました。

しかしながら現在では、やったことが無いという子も少なくありません。

遊びの中で培われる能力というのは、専門的な技術トレーニングではなかなか身につかないものです。
だからこそ我々のトレーニングの中ではサッカーに役立つようなトレーニングを
遊びの要素も取り入れながら行っています。

怪我を防ぐために必要なトレーニングを楽しく学ぶ

もちろんそれはトレーニングだけでなく、身体を作る栄養学的なことも同じです。
高校スポーツは学生時代において一つの集大成を迎えます。
だからこそ怪我をしない身体を作ることが我々の使命だと感じています。

-コラム

Copyright© EPoch | エポックスポーツ , 2025 All Rights Reserved.